一般清掃

清掃の目的
清掃の目的には大きく分けて2つの目的があります。

1.建物の美観を維持し、利用者の快適な環境を保つため
2.予防のため(割れ窓理論)
ゴミが放置されているとそこにはさらにゴミが増えていきます。
例えば、ワイドショーなどでよく取り上げられる不法投棄の現場などもこれに当たります。
ゴミを放置した状態だと「どうせ誰も気にしていないのだから。」
という心理を誘い、新たにゴミを捨ててしまいます。
一方、清掃が行き届いている空間では、ゴミを捨てることがはばかれる心理が働き、周囲の目が気になったりします。
さらに、常に清掃が行き届いている空間は「防犯」の観点からみても非常に有効です。
常に清掃をしている誰かの存在を感じさせますので、不法行為などを未然に防ぐことにもつながることでしょう。

清掃の効果
オフィスや工場、病院など様々な施設でも、整理・整頓・清潔・清掃の4Sを実施することで、労働災害の発生を抑制し生産性の向上を目指されていることでしょう。
  
清掃を行うということは
・キレイに使おうという意識が生まれ、秩序がもたらされる。
・小さな変化(異常や異変)に気付きやすくなる。
・建物や設備などの寿命を長く保ち、安心して使用できる。
・様々なトラブルの予防になる。
・快適さ・安心感が得られる。
  
発想を「汚れたから掃除をする」から 「キレイな状態を維持する」
にシフトすることで、清掃を行う効果を最大限に得ることができることでしょう


清掃方法
我々が行う清掃は主に日常清掃と定期清掃に分かれています。

日常清掃
 文字通り、日常的に行う清掃方法です。
 毎日、あるいは2~3日に1回のペースで行うのが一般的です。
 日常清掃では主に掃除の基本である「掃き・拭き」を行います。

・毎日の汚れがたまりやすい場所
 通路・階段・トイレ・洗面台・給湯室など使用頻度が高く汚れやすい所
・常にキレイにしておきたい場所
 エントランス・応接室・エレベーターなどお客様の目に触れる所
・その他、溜まったゴミの廃棄やゴミ集積所の分別・整理・清掃
 ドア・ガラス・外回りの清掃など